こんにちわ! 今回は現場監督の職務について簡単に書いていきます。
まず私自身、現場監督という仕事があること自体入社するまで全く知りませんでした…(笑)
自分で言うのもお恥ずかしい話ですが、学生時代あまり真面目ではなく、当時の就職指導の先生に何とか私を入れてくれる会社を紹介して頂きました。
その会社は、とある地方の建設会社でありまして建設会社というと、重機を運転したり、スコップを持ったりとそんなイメージでありました。
初出勤日、会社へ行くと なんと…パソコンの前に座っていました。
どんな仕事っっ!!?
私が就職した会社は、元請負工事のみの いわゆる「ゼネコン」と呼ばれる建設会社であったのです。
そこから現場監督の日々が始まりました。
現場監督の4大職務
安全管理
安全第一とよく耳にするかと思いますが、建設工事は深い穴を掘ったり、高く大きな構造物を築造したりとダイナミックな現場が多々あり非常に魅力ある仕事も多い反面、命に関わる重大な事故と隣り合わせでもあります。
そのため、作業者と周辺環境に危険な事態や影響が起きないように、安全な現場環境を整備します。
具体的には、危険予知活動,ヒヤリハット,安全大会による作業従事者及び協力会社の安全意識の向上など
工程管理
工程管理とは、工事の着手から完了まで全体の作業工程を把握し、定められた工期(納期)までに工事を完了できるように各作業工程の組立て,調整等管理をすることです。
工程管理では通常 工程表を作成し、全体の予定を一目で把握できるようにします。
工程表には、バーチャート,ネットワーク式工程表などの種類があります。
品質管理
現場で使用する材料の材質,寸法,強度,機能などが設計図書及び仕様書等に記載されている品質を満たしているか否かを確認し、品質を確保する管理のこと。
現場にて行う試験や工場で出荷される製品については、工場での試験を行い基準を満たした材料を現場へ搬入し、現場では受け入れ検査を行います。
原価管理
原価管理とはいわゆる予算管理のことであり、現場を実施する前に この工事ではどのくらい費用がかかり、どのくらい会社へ利益が残るのかを把握し、それをもとに工事を進め実際の支出との差異を確認します。
原価管理は工程管理と密接な関係にあり、予算の消化率から工事の進捗が適切かどうか確認することも可能です。
また、現場監督は「現場代理人」となっている場合も多く、現場代理人とは簡単に言うと、会社の経営者の代理として工事現場の責任者を務める立場であるため、利益追求も重要なポイントとなります。
現場監督の職務について大きく4つに分類し、簡単に説明させていただきました。
この職務は現場を統括管理する上で非常に重要となります。
各職務についてまた深掘りしていきたいと思いますので、ぜひご覧になってください!
それでは、またよろしくおねがいします。