建設業に携わっていると時期になると選挙活動に駆り出されます。
県知事・市長・県議・市議など 確かに公共工事を行う上で
発注者が、県や市だったりしますね!
社会人になってから政治と関わるようになりましたが、
まともに授業を受けてこなかったため、政治の基本的なことが分からない..
子どもがいるのに分からないとは、ちょっとなぁ~
簡潔に学び直してみました。
政治とは?
定義としては
→統治者・為政者が民に施す施策。まつりごと。
とされていますが、なんじゃそりゃ!?
『政治』とは
1.法律を作ること
2.法律を世にあてはめること
3.問題を法律に従い解決すること
と簡潔にしておきますか
三権分立
三権分立とは、「司法」「立法」「行政」
1.法律を作ること = 立法 = 国会
2.法律を世にあてはめること = 行政 = 内閣
3.問題を法律に従い解決すること = 司法 = 裁判所
国会
国会は、『国権の最高機関であり、唯一の立法機関』であると
日本国憲法第41条に規定されている。
その国会の国会議員には、国民の投票で選ばれる。
日本の国会は、衆議院と参議院からなる二院制を採用している。
衆議院 | 参議院 | |
4年 ※解散した場合は任期満了前に終了 | 任期 | 6年 |
満25歳以上 | 被選挙権 | 満30歳以上 |
「総選挙」 小選挙区比例代表並立制 | 選挙 | 「通常選挙」 選挙区制と比例代表制 |
あり | 解散 | なし |
国会の主な仕事として
①法律の制定・改廃 (衆議院の優越)
内閣か国会議員によって提出された法律案について、審議を重ね議決する
②予算の議決 (衆議院の優越)
内閣が提出した予算案をもとに、政府の1年間の収支の見積を決める
③条約の承認 (衆議院の優越)
国会で条約の承認をする
条約を『締結』するのは内閣 だが、
国会で承認されなければその条約は効力を有しないとされている
④内閣総理大臣の指名 (衆議院の優越)
内閣総理大臣を国会議員から指名する
⑤内閣不信任決議案 (衆議院のみ)
衆議院の出席議員の過半数の賛成により、内閣を総辞職させることが出来る
⑥憲法改正の発議 (優越なし)
衆参議院、総議員の3分の2以上の賛成が必要
⑦弾劾裁判所の設置 (優越なし)
裁判官が罪を犯した場合、その裁判は裁判所ではなく、14名の国会議員で構成する裁判所の設置
※衆議院議員7名+参議院議員7名
⑧国政調査権 (優越なし)
国の政治について調査する権限
「参考人招致」「証人喚問」などという形で、証人を呼ぶことが出来る
またこの中で、『衆議院の優越』というのがあります。
衆議院の優越とは?
衆参両院の議決が一致しない場合,衆議院により強い権限が認められている制度
衆議院には解散があり,参議院に比べて任期が短くなっている分,選挙を通じて国民の意思を問う機会が多くなっている
そのため,参議院よりも国民の意思を反映しやすいと考えられ,両院で異なった議決が行われた場合,衆議院に強い権限が認められていること
まとめ
政治とひとくくりに言ってもいろいろなことがありますね
学び直してみると、「あぁ~なるほど」と思うこともしばしば