こちらの記事は、あくまでも参考です。
参考としてご活用頂き、現場に則した作業手順を作成してください。
準備作業・後片付け作業については、割愛します。
上記については「作業手順書の作成」をご覧になってください。
こちらには、作業手順書のひな形や作成の方法について記載しております。
本作業
1.重機・車両の搬入
【要点・急所】
- 入口は十分な幅を確保し、規制材にて明確に表示し、ハザードランプを
点灯させ規制内へ入場する - 搬入重機の後方に誘導員を配置する
- 規制の起点方向から順方向に搬入する
- 入場した重機車両は一旦停止し、誘導者の指示に従う
【注意事項】
- 後続車両にはハザードランプにて注意喚起を促し、
誘導者はハッキリと分かりやすい合図を行う - 一般車両との接触事故に注意する
- 事前のミーティング時に作業者全員に作業方法を周知する
2.セメントの搬入
【要点・急所】
- セメント積込車両を荷下ろし箇所まで誘導する
- セメントを区割りに基づき配置する
【注意事項】
- 荷下ろし時には吊荷の下には立ち入らない
- 運転手は誘導者の合図に従う
- 誘導者の合図無しに後進しない
3.スタビライザによる混合
【要点・急所】
- 乳剤供給車とスタビライザを連結し、2台の間隔を保ち、混合する
- 重機稼働半径内に立ち位置を禁止する
【注意事項】
- 運転手間で合図を取り合い、乳剤の漏洩が無いよう注意する
- スタビライザ稼働中に稼働範囲に立ち入る場合は、重機を停止させてから立ち入る
4.不陸整正
【要点・急所】
- モーターグレーダー・タイヤショベルにて敷均し、整正する
- 人力も併用し、細部の整正を行う
【注意事項】
- 混在作業となるため、監視人を配置し、合図させる
- 重機の死角へ作業員が立入らないよう、作業半径内への立入を禁止する
5.再生路盤の転圧
【要点・急所】
- 振動ローラ・タイヤローラにて転圧を行う
- ローラ同士は互いに向き合って作業する
【注意事項】
- 作業半径内に立入禁止措置を行う
- バック時は、必ず目視で確認を行う
最後に
標準的な作業手順を記載しております。
現場によっては、必要不必要なものがあるかと思います。
また、不足している事項もあるかと思われますので、
参考程度にご活用ください。それでは！
